妊娠初期に葉酸が不足すると胎児の脳や脊椎の発育に影響が

妊娠初期葉酸

2017年に日本先天異常学会から
発表されたメッセージでは

 

妊娠初期に葉酸が不足すると
胎児の脳や脊髄の発育に影響し

 

運動機能や知覚がまひする、二分脊椎症に
なる恐れがあることが呼びかけられているんですね。

 

一部ですがメッセージを引用してみましょう。

 

日本先天異常学会からのメッセージ

 

葉酸サプリメントの摂取により神経管閉鎖障害の発症リスクを減らしまょう

 

日本先天異常学会は、神経管閉鎖障害(脳や脊髄の生まれつきの障害)の発症リスクを低減するために次のメッセージを発信します。

 

妊娠を計画している女性、または妊娠中と考えられる女性が、妊娠前4週から妊娠12週までの期間
葉酸サプリメントによって毎日葉酸を 400 マイクログラム = 0.4 mgを摂取すると、お子さんに神経管閉鎖障害が起きるリスクが低下します。

 

また、ご家族の中に神経管閉鎖障害患者を持つ方、あるいは過去に神経管閉鎖障害を持つお子さんを妊娠した経験がある方は
ハイリスク群と判断されます(神経管閉鎖障害を持つ児を妊娠する可能性が比較的高い)。

 

ハイリスク群の方は、医師の管理下での葉酸摂取が必要となりますので、医療機関に相談してください。

 

神経管閉鎖障害(二分脊椎、無脳症、脳瘤)は、妊娠6週頃(受精後4週頃)に発症し、脳と脊髄の働きを障害します。

 

このうち二分脊椎は、多くが出生後に治療を必要とします。出生後早期の背中の手術治療のほか
水頭症、歩行障害、排泄障害などの治療、生涯にわたるリハビリテーションが必要になることがあります。

 

また、無脳症は生まれても生命の維持が難しく、脳瘤では瘤を取る手術をしても神経学的障害が残る可能性があります。

 

引用元:日本先天異常学会pdf資料
http://jts.umin.jp/new/JTS_message2017.pdf

 

つまり、妊娠初期に葉酸が不足すると
胎児の脳や脊髄の発育に影響し

 

運動機能や知覚がまひする
二分脊椎症になる恐れがあるということ

 

二分脊椎症の発症率は
出産1万人当たり5〜6人の割合で

 

現在は年間に500〜600人が
二分脊椎症を発症しているといわれているんです。

 

妊娠初期葉酸サプリ

葉酸は、食事からの摂取のみでは十分ではない場合があり
特に、妊娠の1ヶ月前から妊娠3ヶ月までは

 

バランスの取れた食事はもちろんのこと
サプリメントから1日0.4rの摂取が推奨されています。

 

01〜12年に出産した女性で、二分脊椎の子を出産した女性のうち
たった10%の方しか葉酸を摂っていなかった・・
こんな調査結果もあるようなんです。

 

赤ちゃんのためにも、ママのためにも
特に妊娠初期の葉酸摂取はとても大切なんですね。